部下に手を出す上司の心理と対策！危険を感じたらこれをしてください

職場でのパワーハラスメントは、私たちの生活に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

特に、上司が部下に手を出すという状況は、職場の雰囲気を悪化させ、ストレスを増加させ、生産性を低下させる可能性があります。

この記事では、そのような上司の心理を探り、危険を感じた場合の具体的な対策も記載しています。自己防衛のための知識と方法を手に入れ、上司の心理を知った上で安全で健康的な職場環境を維持していきましょう。

部下に手を出す上司の心理とは？

なぜ上司は部下に手を出すのか？

なぜ上司は部下に手をだすのでしょうか？その上司にはこのような心理が働いています。

会社の中での上司という立ち位置の権力を利用している。

また、自分自身の満足や私利私欲、欲望の為に、部下に手を出している。

場合によっては日頃の家庭や職場内でのストレスが多い為、その発散として部下に手を出している。

といった心理が働いています。

どの理由にせよ、上司が職権を乱用して部下に手を出してよいものではありません。

結果的に、部下にどのような影響を及ぼすか

では、部下が上司に不本意にも手を出された場合には、どのような影響が出るのでしょうか？

具体的には以下のような影響が起こることが想定されます。

• 部下が精神的に病んでしまう
• 職場の雰囲気が悪くなる
• 組織全体に上司と部下の関係が広まり生産性が下がる
• 離職者や異動者が現れ始める

といった、上司以外の人にとっては迷惑極まりない環境の変化と影響を及ぼします。

部下に手を出す上司の対策とは？

被害を未然に防ぐための対策

被害を未然に防ぐための対策を具体的に理解していきましょう。また、理解した後は実践していくことも非常に重要です。個人で取組む内容については、勇気をもってくださいね。

• 個人的な取り組みの内容

個人的な取り組みとしては、上司であろうが「ＮＯ」と言えるようになることです。上司からの誘いを断ると職場の中での自分の立ち位置や今後の職場の中での優遇について、危惧してしまうことが多いと思います。

ハラスメントを受けないように意思表示はしっかりしておくことが大事です。別にあなたが勤めている会社はそこしかあるわけではありません。無数に世の中には会社があります。別の場所や働き方も視野に入れてください。

• 組織的な取り組みの内容

組織的な取り組みの内容としては、「ハラスメント研修の実施」、「相談窓口の設置」や「ハラスメント防止委員会」の設置が重要です。これらを行うことで組織の風土を改めることができます。

被害に遭った際の対策

被害に遭った際の対策を具体的に記載しておきます。少しでもあなたの役にたてれば幸いです。

具体的な対策としては、以下のようなものが挙げられます。

• 被害を記録する

被害を受けた際は、日時や内容を記録しておくことが重要です。証拠となる資料を残すことで、後々の対応がしやすくなります。

スマホでボイスレコーダー機能もありますし、いざという時の為にもスマホの標準機能やアプリを使えるようにしておいて、脅しの内容や脅迫めいた発言はしっかり記録しておきましょう。

• 上司や同僚に相談する

被害を受けた場合は、信頼できる他の上司や同僚に相談することもできます。相談することで、精神的なサポートを受けることができます。

ただし、勇気が非常に必要です。職場内で広まったりという危惧を持つ人が大半ですが、あなた自身が大事ですので思い切って相談してみてくださいね。

• 社内の相談窓口に相談する

社内に相談窓口が設置されている場合は、相談窓口に相談することもできます。相談窓口では、適切な対応をアドバイスや支援を受けることができます。

これもおススメです。まずは社内の相談窓口に相談してみることが重要です。大抵の会社ではこのようなホットラインは存在しているので、まずは社内の相談窓口にアクセスしてみましょう。

• 労働基準監督署に相談する

被害が重篤な場合は、労働基準監督署に相談することもできます。労働基準監督署では、ハラスメントの禁止や再発防止などの指導を行うことができます。

これは結構最終手段です。被害を実際に受けていて、かなり重症な状態である場合には労基に相談しましょう。

労働基準相談窓口はこちらです。

外部サイト：労働基準行政の相談窓口

危険を感じたら、どうすればよいのか？

もう現状で部下に手を出す上司から身の危険を感じるほどの状況で、どうすればよいのか？不安になっている方向けの情報も掲載しておきます。

早速、ご覧ください。

危険を感じたら、どのような行動をとるべきか？

どうしても危険を感じたら、どのような行動をとるべきかについて解説をしていきます。

• 上司から離れる

上司から離れましょう。職場の上司ですから、数日間体調不良や一身上の都合で休みを取ってもよいと思います。あなたは危険を感じている状況ですから、自分の心身が壊れる前にまずは元凶から離れましょう。

一旦、休みを数日取ることをおススメします。

• 周囲の人に助けを求める

その休みを取っている間に友人や家族、親など信頼できる人に相談をしてみましょう。年上の方や経験豊富な人が望ましいです。力になってくれて、適切なアドバイスもくれることでしょう。

まずは、自分1人で抱え込まないようにすることが本当に大事です。

• 警察に通報する

事件性と緊急性がある。証拠（音声などの記録）などがある場合には警察に通報してもよいと思います。本当に身の危険を感じる事態が起きたら、迷わず110番をしてくださいね。

危険を感じたら、誰に相談すればよいか？

次に危険を感じたら、誰に相談すればよいかも具体的に記載しておきます。

以下の関係性のある人に相談をしてください。

必ず一人で考えて悩まないようにしてください。

物事には、客観的な意見も必要です。

相談すべき場所と人

• 友人や家族
• 同僚や他の上司
• 労働組合
• ハラスメント相談窓口

関連記事：社内恋愛のリスクは本当に高すぎ？メリットとデメリットを徹底解説

まとめ

部下に手を出す上司の心理と対策！危険を感じたらこれをしてくださいについて、解説をしました。

最後に今までの情報をまとめます。

部下に手を出す上司の心理

上司という権力を行使し、部下に自分の欲を押し付けている心理が働いています。

その奥には、上司が抱えるプライベート、職場でのストレスや男性的な欲望があります。それらを満たす、解消するために、上司という職権を使っているものだと言えます。

部下に手を出す上司の対策

部下に手を出す上司の対策としては、個人では抱え込まないこと。です。

友人、家族、同僚、他の親しい方、相談窓口などいくらでも相談先はあります。

まずは、一人で辛い状況を抱え込む必要性はありませんのでそこだけまずは押さえてくださいね。

危険を感じたら、どうすればよいのか？

どうしても緊急性と危険性を感じた場合は、警察に通報するのも良いでしょう。

ただし、緊急性や危険性が低い場合は、社内のハラスメント相談窓口や労基などの窓口にも相談することを視野にいれましょう。

まずは周囲に相談です。

本記事を読んでいただいた人や困っている人が一人でも多く幸せになって頂ければ筆者としてはこれ以上嬉しいことはありません。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

ちなみに、筆者にご相談を頂いてもOKです。公式LINEやメールからご相談に乗れる範囲でお力になれれば幸いです。

良い一日をお過ごしください。